旅先でも散歩ばかり。
口に合う食べものを探し回るのも東京にいるときと同じ。
先日行ってきたのはオーストラリアのメルボルン。
あちらは春でした。
大好物の並木道には若葉がゆらめき、ウキウキでしたわ。
緑の道をみつけては無計画に入ってゆくパターンもいつもどおり。
夜8時ぐらいまで明るいから、ホテルに帰る気にならずよく歩きました。



街歩きも楽しいが、森のキンキンとした冷たい空気もいい。
ぬかるみのヤブの中を行くのはなかなか息が切れましたけど、木や葉っぱの香りで体が浄化されたようだ。
さっぱりしました。



さて、食べ物のことも記録しておきましょう。
わたしのばあい、日本食には週に一回ぐらいありつければ満足です。
いちおうアジア系スーパーはチェックしてみましたが何も買わず、思ったほど和食材が高価でなく、そこそこ何でも手に入ることだけ確認。
ところがある日、2ドル引きタイムセールに誘惑されお寿司買って失敗。
完食後、腹痛をおこす。
日本でも生ものは、ちょっとずつ気をつけて食べないといけないのに油断しました。
ともかく、旅先では現地ならではの、かつ自分の口にあうものをいただきたい。
ですよね?よくあるお店での朝食。こういうの好き。
厚めのベーコンが旨いです。
卵3コは使っていると思われる。
娘と分け合ったから食べ切れたけど、1人じゃ無理よ。
昼食。野菜どっさりトマトスープ。
小食だとこういうのホント助かります。
どんぶりにいっぱいだけど、スープなら。
サウスメルボルンマーケットで生ガキ食べくらべ。
立ち食いのこのスタイルが人気の様子でした。
お店のひとが「これはクリーミーでこっちのは・・・」などと説明してくれる。
うまかった。もっとたべたかった。
けど胃腸を心配して2コでおしまい。

どの店先も、市場にしてはやけにそそる演出です。
もういちど訪ねて食べ尽くしたい。
ギリシャのおやつとか。
下の写真は、レストラン「CHIN CHIN」での夕食。
人気なので夕方から並んで、バーカウンターの席をやっとこさ確保してもらいました。


おいしい肉に魚、野菜もたっぷりとれるのがうれしー。
東南アジア風の甘酸っぱい味付けでした。
お店のムードが秀逸だと思われます。
ロキシーミュージックやデビッドボウイなどのちょっと古めの音楽がボリューム大きめでかかっており、大きなガラス窓ににぎやかな話し声で皆明るいのがいい。
この街はどこもそうなんですけど、西洋東洋まぜこぜな感じが面白い。
そんなわけで、この他には・・・
・念願だった甘くない激うまバインミー(ベトナムのフランスパンサンドイッチ)
・ショウロンポー屋で大皿中華
・手の込んだ高級フライドチキン不思議おいしいソース添え
・たぶんここならではの大味なピザ
・ドリアン初体験(うわさほどは臭くなかった)
・苦くなくて高くないおいしいソイラテ
・かたくて酸っぱいネクタリン
・ズッキーニの花のフライ
・専門店のクロワッサンやらジェラート
・・・などなど、食の好奇心もじゅうぶん満たしてもらいました。
そういえば、いつのまにか旅行先で買物をしなくなっている。
最近はどこのものもたいがい手に入りますしね。
私はなぜだか、「海外旅行はこれが最後かも。」 と思うようにしています。
ですが、実はもうメルボルンへは4回目の訪問となった。
またこれるといいな。